関西国際空港、中部国際空港をはじめとする全国の空港や航路上で、クリハラントは航空機を正しい航路に導くさまざまな航空保安無線施設の建設を担っています。方位情報・距離情報をとらえるVOR/DMEや、空港監視レーダーASR/SSR、計器着陸装置ILSなどの整備と更新を行っています。
クリハラントは「空の灯台」とも言うべきこれらの無線システムの整備を通じて、空港における航空機離発着の誘導や、飛行中の位置情報の伝達を支援し、「空の安全」を守っています。
現地の測量に始まり、掘削、基礎工事、鉄塔建設を実施。空中線設置、ケーブル布設を行った上で、無線機器を設置します。 クリハラントは、長年の技術蓄積により、これらの工事をすべて一貫して施工しています。
建設後、所定の耐用年数を迎えた無線設備を、新しい設備に更新するための工事を行います。 更新工事にあたっては、電波を中断させることのないよう、仮設の鉄塔を建てて二重の備えをするなど、慎重を期して工事を進めています。