新技術・クリーンエネルギーへの取り組みNew Technology & Clean Energy

地球に優しい未来のクリーンエネルギーへ。最先端の科学技術開発プロジェクト

エコロジー社会の実現へ向けて、二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(Nox)などの排出が少ないクリーンエネルギーの開発が急務となっています。 クリハラントは、長年培った技術とノウハウを最先端の研究開発プロジェクトの現場に活かし、地球環境への負荷が少ない次世代エネルギーの開発と発展に寄与しています。

直流超伝導送電システム

「中部大学 藤原洋記念 超伝導・持続可能エネルギー研究センター」では、送電時のエネルギー損失を限りなくゼロに近づける画期的な新技術として、高温超伝導体を用いた直流超伝導送電システムを研究開発しています。
この研究が成功すれば、大陸の砂漠地帯に太陽電池パネルを敷き詰め、遠隔の日本へ電力を供給することも夢ではありません。クリハラントの施工技術が本プロジェクトに活かされ、持続可能なエネルギー社会の構築に貢献しています。

大型ヘリカル建設プロジェクト

世界トップレベルの研究機関として、先導的研究を進める核融合科学研究所(土岐市)では、太陽と同じ原理を用いた未来のエネルギー源の開発を目指し、大規模施設で実験研究を行っています。
弊社は、大型ヘリカル装置(LHD)建設プロジェクトに参加、厳しい精度が求められる建設工事をサポート。ファーストプラズマの点火成功と、電子温度2億3000万℃、放電保持時間3900秒という世界記録達成の一翼を担っています。

大型放射光施設「SPring-8」

理化学研究所の大型放射光施設「SPring-8」(兵庫県佐用町)は、世界最高性能の放射光を生み出すことができる大型放射光施設として、国内外の最先端科学技術の研究に活用が進められています。
クリハラントは、このSPring-8建設への参加を通じて、我が国の新たな産業のシーズとして期待されている生命科学をはじめ、新薬・新素材開発、医療、各種分析など、科学技術の発展に貢献しています。

燃料電池

クリーンエネルギーとして注目を集める燃料電池の分野にも、クリハラントはいち早く参画。燃料電池で発電を行う際に発生する排熱を有効利用可能な、コージェネレーションシステムの開発に着手しています。
燃料電池にコージェネレーションを組み合わせることで、総合エネルギー効率を飛躍的に向上させることができます。今後、住宅用をはじめ、自動車・モバイル機器など幅広い分野への普及に先駆けて、クリハラントは着実に実績を築いています。

太陽光発電

堺市と関西電力が大阪府堺臨海部において共同で推進している、大規模太陽光発電施設「堺太陽光発電所」。クリハラントは、この国内初の民間事業者によるメガソーラー建設プロジェクトに参画しています。
弊社は、日本の太陽光技術の先駆けである昭和55年の「サンシャイン計画」以来、新エネルギー開発に着目し、事業展開を行ってまいりました。時代とともに歩むクリハラントの技術が、ここにも活かされています。