当社が活躍する主な現場は、プラント建設とメンテナンスの2つ。
それぞれの現場でどのような役割を担っているのか、工事の全体像と仕事の流れからご紹介します。
〈 Site 01 〉プラント建設
発電プラントの建設工程
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土木基礎工事
建設予定地の地質調査から始まり、土地の整地を行う造成工事や建屋を建築するための土台を作る基礎工事を行います。事故や災害が起きた時は、この工事の品質が建屋への影響の大きさに関わるため、プラント建設全体を支える重要な工事です。
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建築工事
発電所の建屋そのものを建築するのがこの工程です。骨組みとなる部分を作る躯体工事から左官工事や内装工事などを経て、各種発電設備の設置場所を形作ります。計器や制御盤、分電盤といった重量物の機器搬入用ルートの構築も行います。
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大型機器搬入・据付
建築工事の段階で設計された搬入用ルートを使用して、発電プラント内に発電機やタービンといった主要機器を搬入・据付する工事です。据付が終わると、一部の機器では試運転が行われることもあり、徐々に発電所としての機能を持ち始めます。
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機械配管工事
それぞれの機器をつなぐ配管工事を行うフェーズ。仕様に応じた機能的な配管の設計と、発電プラントに求められる高度な配管技術を用いて、各設備を連結させていきます。
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電気・計装工事
プラント全体の動力源となる電気設備の工事と、それらを制御するための計器設置までを行うフェーズです。この工事が終わるといよいよ稼働に向けた試運転が始まる、建設工事の中では終盤の工程です。
クリハラントが関わる電気・計装工事
- ケーブル敷設
- 電気の通り道となるケーブルを敷いていく工事。この工事では無駄なく最低限の長さで設置し、効率的に電気を運ぶ設計が求められます。プラント稼働の経済的な面にも直結する重要な工事を、当社は設計・施工まで一貫して担当しています。
- ケーブルトレイ・
電線管据付 - 敷設するケーブルを必要に応じて、まとめたり保護するためトレイや電線管を据え付ける工程。主に金属性のケーブルトレイや電線管を使用し、現場の形状に合わせて長さを変える・曲げるなどの加工を行います。外装を保護してケーブルの劣化を防ぐという役割がある作業です。
- 盤据付
- 各計器の制御を行うための盤を所定の場所に据え付ける工程です。各設備の稼働状況をまとめて管理する計器となるため、プラントの安定稼働とメンテナンスにつながる作業です。
＜活躍の現場＞ 中国電力（株）三隅発電所2号機建設工事
発電機に付帯する密封油装置の据付及び配管工事を担当。
【工事規模】
配線工事：639ｋｍ
ケーブルトレイ：141ｔ
露出電線管：45ｔ
照明設備：580灯
現場盤据付：110面
〈 Site 02 〉メンテナンス
クリハラントが関わるメンテナンス
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日常保守点検工事
運転中の発電所における、計装機器を中心とした各種設備の動作確認やメンテナンスを行います。日常的にする点検作業で、不具合が起きる前に異変を察知し対応することが求められます。
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定期点検工事
法律で定められた期間が経過した際に、一度プラントの稼働を停止して行われる大規模なメンテナンス工事です。発電所の場合、各主要設備の点検や発電機・各種計装機器、バルブなど隅々まで点検します。
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修繕・設備改造工事
古くなった設備の入れ替えや、必要であれば機器の改造・増設を行う作業です。クリハラントが関わることの多い発電所では、自然災害やテロ対策などへの安全対策工事が該当します。
〈 Job Description 〉仕事の流れ
クリハラントが関わる主な工程
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受注
お客様からいただく工事仕様書や現場説明会のヒアリング内容を基に社内で検討し、見積書を作成。お客様との交渉で作業内容と費用が折り合えば受注につながります。
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準備
受注後、具体的に工事計画を進めるためにお客様・クリハラント・ビジネスパートナーを交えて打合せを行います。必要な人員、材料、重機、特殊工具、足場の規模などを洗い出し、着工の時期に向けて準備を進めます。
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施工
ある程度の準備が整うと、いよいよ工事が始まります。クリハラント社員としては、「作業スタッフへの指示」や「進捗状況の確認」、「安全・品質管理」といった現場を監督する役割が求められます。
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試験
施工した設備の動作確認・テストを行い、品質に問題がないかをチェックします。具体的にはケーブルに正しく電気が通っているかの確認や、絶縁抵抗の測定などの作業を行います。
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検証
工事が全て終わった後、クリハラントの関係者で今回の工事を振り返ります。「安全面・品質面の問題はなかったか」「コストに無駄がなかったか」など、様々な角度から検証し、今後の工事へ反映していきます。当社の知見が集まっていく重要な工程です。